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Blog - 2008/03/01
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イタリア浪漫飛行 Day.2 - 2008/03/01
● 見出し
    − 朝食 - Breakfast
    − コロッセオ - Colosseo
    − フォロ・ロマーノ&パラティーノの丘 - Foro Romano & Palatino
    − サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 - Basilica di Santa Maria in Cosmedin
    − ヴェネツィア広場 - Piazza Venezia
    − 昼飯 - Lunch
    − パンテオン - Pantheon
    − ナヴォーナ広場 - Piazza Navona
    − サンタンジェロ城 - Castle Sant'Angelo
    − トレヴィの泉 - Fontana di Trevi
    − スペイン広場 - Piazza di Spagna
    − 晩飯 - Dinner

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● 朝食 - Breakfast

現地時間午前7時、起床。

ホテルの朝食はバイキング形式になっており、パンやハム・チーズの他、フレーク系統や菓子パン・フルーツをチョイスでき、飲み物は果物ジュースかコーヒーを選ぶことができます。昨日の飲食物は大ハズレを引いただけに、ここで一日中歩き回るために必要な食料・水分をガッツリ確保することで、まともな飲食にありつけなくても行動できるようにしておきます。

というのも、本日は徒歩で10箇所にのぼる観光名所を網羅しようという、何とまぁ欲張りで無謀な予定になっています。最初はコロッセオへ行き、そこからテルミニ駅を中心としてぐるりと円を描くように観光地を巡っていくのですが、絶対途中でバテる。(笑)


コロッセオへは、地下鉄B線Colosseo駅まで向かいます。地下鉄の乗車券は、下車場所は一切関係なく1ユーロ均一です。1日券の場合は4ユーロ

地下鉄のホームおよび鉄道は、落書きだらけでした。これでもかっていう程に一面落書き。むしろ落書き対策のために、壁や鉄道を予め落書きっぽいデザインにしているのではと疑うほど、徹底的な落書きです。これだけ見てると、ローマ全体で景観保護のために法律規定してるとは思えない。

そして車内では、周囲のイタリア人の会話から・・・内容は分からないが『ジャポネーゼ』という単語が頻繁に聞こえてくる。12人も集団で固まってりゃ違和感感じるだろうし、間違いなくオレらのことを話していると思われるが、

イタリア語という暗号のせいで、内容全くわからん!



● コロッセオ - Colosseo

駅を降りると、コロッセオはすぐ目の前です。今日は昨日に続き、運悪く雨が降っていました。小雨なので傘を差すまでもなかったですが、微妙に冷え込んでいました。誰だ、雨男はっ。(笑)

ところで、イタリアの観光名所では恒例の光景が見ることができます。そう・・・、

出稼ぎのインディが大量出現!

手元には折り畳み傘を数十本もぶら下げ、観光客に売りつけようと必死で寄り付いてきやがります。まず間違いなく高額を吹っ掛けられるので、徹底的に無視を図り、売りつけるスキを与えないようにしなければなりません。

またコロッセオ周辺には、インディ以外にも甲冑のコスプレをしたオッサンらが沢山うろついています。見た目的に明らかに似合ってない上に滑稽なので、思わずネタ用に写真撮影してしまいそうですが、うかつに撮ってしまうと金をぼったくられます。要注意。

・・・という情報が出回っているせいか、この人ら一切相手にされてません。(笑)

必死で誘い込む姿に哀愁が漂ってるぜ。δ( ̄ー ̄ ;


コロッセオの入場チケットはフォロ・ロマーノと共同になっていて、価格は9ユーロです。予めフォロ・ロマーノ側でチケットを購入するか予約していれば、チケット購入の列に並ぶことなく入ることが可能みたいですが、そんな小細工はせずに正面突破。(ぇぇ

内部は広く、建築された時期が古代であること以外は、現在のスタジアムに似たような構造です。しかし1点疑問に思ったのが、闘士達が戦っていたであろう中央の場に地下層があり、そこが迷路状になっている点。闘牛を放して、闘士との死と隣り合わせのかくれんぼでもやっていたのかな、と勝手に想像。

なお、ここはローマの中でも超人気スポットのため、日本人率はかなり高く、海外に来たという気分はいまいち味わえませんが、見ておいて損はありません。時間があるなら、確実に押さえておくべし。

[Google Maps] [Wikipedia]



● フォロ・ロマーノ&パラティーノの丘 - Foro Romano & Palatino

コロッセオのすぐ近くにある、古代ローマ遺跡の集合体です。ここへは、コロッセオとの共同チケットで入場します。

丘からは、ローマの近景を一望することができ、吹き抜ける風を浴びながらのんびり過ごせます。あいにく、この日は雨だったから、風がじめじめして気持ち悪かったけど。

優雅に飛んでいる渡り鳥も、丘のゆったりとした時間を演出しています。

ハトも混じってるけど気にしないように。( ̄-  ̄ ;


一方の遺跡は、事前知識の習得か資料の持参どちらかをしておくと、より楽しむことができます。無い場合は、遺跡を含めた景観をのんびりと堪能するだけでも良し。個人的には、コロッセオよりはイタリアを味わえたスポットです。

[Google Maps] [Wikipedia]



● サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 - Basilica di Santa Maria in Cosmedin

パラティーノの丘を、入り口の反対側出口から出てすぐのとこにある教会です。ここは『ローマの休日』で有名な真実の口が置いてあります。が、

要は、真実の口に手を入れて写真撮影を行うというプロセスを、流れ作業のように進めていくベルトコンベアのようなスポットです。

ところが、この流れ作業がやたらと遅い。列の前方を見ると日本人、後方を見ると日本人。っておい、日本人しかいないやないの!!

ここで研究室メンバーの本領発揮です。あまりの回転の遅さに痺れを切らし、オレ達の迅速かつ的確な行動を見せ付けるぞと一致団結!12人分の撮影を1人あたり5秒、計1分で終わらせるという計画です。

はいっ!



はいっ!



はいっはいっはいっ!!!



Mission Complete!!!

もはや趣旨が完璧にズレている点には突っ込まないように。

[Google Maps] [Wikipedia]



● ヴェネツィア広場 - Piazza Venezia

ローマ市内中心部にある寄り道スポットですが、中央に像がある以外は特に何もありません。よく通り過ぎるスポットだとガイドには書かれていますが、正直今回の1度キリだけでした。(笑)

道端に、土下座してお金を請う浮浪者が結構いましたが、ほとんど身動きしてなかったので、もしかしたら爆睡していたのかもしれません。一部からはいびきが聞こえてきたので、間違いありません。

[Google Maps] [Wikipedia]



● 昼飯 - Lunch

ヴェネツィア広場近くにある安めの店で軽く昼食。

適当にパスタと飲み物を注文。オレは唯一イタリア語でも分かったカルボナーラを注文しましたが、スパゲッティにスクランブルエッグを和えたようなやつが来ました。他のパスタも伸びきっていたり茹できれてなかったりと、酷い有様。ここ絶対レトルトだ・・・。

価格はカプチーノと合わせて9ユーロ。飲食はやはり苦労することになりそうです。

なお、イタリアのトイレはチップ(正確には使用料金?)を必要とする場所が多く、料理店や観光地内のトイレもチップを要する場合があります。チップの要らない場所でその都度トイレを済ましておかないと、後々大変なことになるので、要注意。



● パンテオン - Pantheon

ヴェネツィア広場から少し北西方向に向かった所にある神殿です。

ここは、高さ45m近くもあるドーム型神殿で、中央部分は吹き抜けになっています。そこから差し込む光と内装が荘厳な雰囲気を作り上げており、思わず上をずっと眺めてしまう程です。

お陰で首が痛くなった。(笑)


[Google Maps] [Wikipedia]



● ナヴォーナ広場 - Piazza Navona

ナヴォーナ広場は、パンテオンの西側に歩いてすぐにあります。

ここは楕円状の広場で、周囲の建物にはレストランやカフェが多く、屋台や大道芸人も集う場所になっています。その中でも中央の噴水は当広場の目玉ですが・・・


工事中でした。

まぁ噴水が見られなくとも、この広場では様々な見所があるので、露店の品や芸人のショーなどを色々見てきました。そして集合時間になり、待ち合わせ場所に急いでいると、

「ヘイ!ナカタ!ナカムラ!!」

どこぞのサッカー選手の名前を連呼して近づいてくる芸人が2名参上。時間もないことだし最悪お金をぼったくられる可能性もあるので、シカトを決め込もうとしたら、広場を一緒に回っていた連れが居なかったので後ろを振り向いたら・・・

既に連れが捕まってた!!!!Σ( ̄□ ̄;

ほんのわずかなスキをも突いて捕まえてくるのかコイツら・・・やり手だっ。


ちなみに広場や観光地付近には、ジェラート屋が点在しています。イタリア名物のアイスで、日本のシャーベットと異なりややしっとり感が強く、1個1ユーロで複数個(それぞれ味の種類を変更可能)同時に選べるのが基本スタイルになっています。

この広場では、メンバーのうち2名がジェラートに初挑戦。1名はリモーネ(レモン)と他あっさりしたフルーツ系の味を選択し、味も食べやすく当たりだったようです。一方もう1名は、チョコレートやこってり系の選択で胃に堪えて大失敗。

何気にアイスクリーム系って胃にずしっと来るもんねぇ。

[Google Maps] [Wikipedia]



● サンタンジェロ城 - Castle Sant'Angelo

ナヴォーナ広場から北西へ川沿いに出て橋を渡ると、サンタンジェロ城に到着します。

入場チケットは7ユーロ。ちなみにこのチケット売り場でも、『コイン無くなりそうだから札で払うな!』と怒られました。そういえば、前日のスーパーでの買い物の際、1ユーロセントのような小銭のお釣りは省略されたことも含めると、イタリア人は金銭に関してずぼらなのか?


ここは、中世時代に要塞として改築された建築物で、中世の城の様子などを細部まで観察することが出来ます。が、ここの魅力は、むしろ城内部よりも270度パノラマでローマの景色を一望できる所にあります。中世を思わせる統一された景観は、まさに必見。

雨さえ降ってなければなぁ・・・。ヽ(TーT )

[Google Maps] [Wikipedia]



● トレヴィの泉 - Fontana di Trevi

サンタンジェロ城から東方向に歩いていくうちに、ブランド店が立ち並ぶ街道に入ります。ここだけ道行く人々がガラリと変わり、やたらとお洒落で格好良いレディース&ジェントルメンが颯爽と歩いていて、日本人は浮きに浮きまくる場所ですね。

まさに、ファッションの国イタリアのイメージを凝縮したような感じ

その道を過ぎると、トレヴィの泉に到着します。ここはローマ観光地の中でも治安が悪いためスリが多発するらしいですが、そっちよりも気になったのが、カップル以上にインディの大量出現です。雨はこの頃止んでいたので、折りたたみ傘なんか売れないだろーと思っていたら、商品を見事切り替えていました。

日本のお祭りで見かけるような光るオモチャにね。( ̄◇ ̄ ;

傘はともかく、このオモチャ・・・どう見ても売れる気がしません。

到着後はジェラート屋巡りをし、美味いであろう店を的確に選定した上で全員でジェラートを堪能しました。オレは、レモンとメロン味をチョイス。メロンはこってり系に入りそうですが、案外あっさりした味で問題ありませんでした。ジェラート屋の選定方法は、後日解説予定。


はっ、噴水見るの忘れてた。( ̄-  ̄ ;

[Google Maps] [Wikipedia]



● スペイン広場 - Piazza di Spagna

トレヴィの泉から、さらにブランド店が立ち並ぶ街道を北東へ突き進むと、スペイン広場に出ます。

ここは恋人同士の憩いの場らしく、広場中にカップルが点在して座っていました。オレらも広場の最上層まで行き、ライトアップされたローマの景色を楽しむことにします。


「美しい街並みやなぁ。」

「これ見ると、本当にイタリアに来たんやなって実感が沸いてきたわ。」

感慨にふけるオレ達を、あるものが現実へを引き戻す。


ぴよーっと飛び上がる、インディの光り輝くオモチャ

お前ら・・・ぶち壊しや・・・。(泣)

[Google Maps] [Wikipedia]



● 晩飯 - Dinner

地下鉄A線Spagna駅からTermini駅に戻り、付近にある『Florian's』というレストランで晩飯を食いました。

ここでは、各メンバーそれぞれピザかパスタを1つずつ、飲み物はオレ以外はワイン、オレだけカプチーノを注文しました。イタリアでは、コーヒーは基本食後に嗜むものですが、飲めないので遠慮なく手順をぶち壊し。(ぇぇ

店にいる間はウェイターが気軽に話しかけてきて、丁度店内のTVに映し出されていた車のCMやサッカーの試合を見せて、会話のネタを作ってくれました。イタリア語で話しかけられたので内容はサッパリでしたが、それでも会話が成立するとは・・・ジェスチャーが伝えれる情報比率は大きいですね。

なお、ピザは結構でかく、1人1枚で十分満腹になる程度の大きさがありました。

価格は1人平均で12ユーロ。美味い割に中々のお手頃価格かも。(ただしイタリアでのお手頃価格。円に換算したら2000円弱いく・・・)

[Google Maps](おおよその場所です)

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※本日のまとめ

『いと美しきかな、光り輝くインディの玩具。』

| Update : 2008/03/16 19:30:00 | Comment : X | 旅行 |


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