免許を取得せよ No.1 - 2004/02/10 |
自動車教習所に通い始めて早10日。
ついに中間地点である修了検定(仮免許取得のための試験)までたどり着きました。この検定に至るまで、ネタ人間にしては余りにもおかしい程順調でした。そう、嵐の前の静けさと言わんばかりに順調でした。
この予感は後々見事的中します。
さて、修了検定の手順ですが、教習所によって差異があるらしいので、オレが通っていた教習所の場合を示しましょう。
1. 試験前に学科の効果測定に合格する 2. 修了検定(1) ⇒ 技能試験に合格する 3. 修了検定(2) ⇒ 学科試験に合格する
大阪府の規定で、効果測定で一定得点以上を記録した者のみ修了検定を受ける事ができない、と決められているらしいですが、正直最後にもう一度試験を実施するから意味無いんじゃないのか、というツッコミはやめてあげましょう。( ̄-  ̄ ;
そんな大阪府の陰謀も無事切り抜け、技能試験へと向かいます。
技能試験さえクリアしてしまえば、仮免許は取得したも同然です。その試験の内容は、所内の決められたコースを走り、その過程でレフトキープ、交差点の通行、左折の巻き込み確認、右折の『ルサイ指目』、坂道、S字クランク、踏み切り、駐車などといった項目をクリアしていきます。検定車には教習生3名と検定員1名が乗車し、検定員の指示通りに運転できるか否かで採点が行われます。
説明を受けた後、指定の検定車前まで移動し、それぞれが担当の検定員と挨拶をします。オレ含め同グループ3名の担当はというと・・・
細面のオールバックに、細長い眼鏡の奥から覗く鋭い目線はこちら側を舐め回し、『ようこそ』と一言。その言葉が放つ禍々しいオーラは、明らかにお前ら遠慮なくぶっ潰すと言っています。
落とす気満々です!
トップバッターはオレ、理想は2番手で一度様子を見てから挑戦する方が良かったですが、やむを得ません。他2名も同じ事を考えているはずなので、オレが出来る事はただ一つ、落とす気満々の相手に『最高のパフォーマンス』を見せ付ける事です。しかし現にノーミスのパフォーマンスを見せるも、検定員は顔色一つ変えず採点記入もわずか数秒のみ。大丈夫なのか???
そして残り2名の検定へと移ります。先ほどの運転でいい流れを作ったにも関わらず、検定員の禍々しいオーラは何一つ変わらず仕舞いです。さすがは落とす気満々な事はある、控える2名へのプレッシャーも徹底的です。
そんなプレッシャーに中てられてか・・・
検定員:「S字クランク入って。」
脱輪後のリカバリーの向きが逆!!!(@_@ ;
検定員:「次のT字路を左折。」
指示器が右折になってるよ!!!(@_@ ;
検定員:「発車して。」
ギアが『R』止まりになってるよ!!!(@_@ ;
結果、この検定車の合格者はオレだけでした。さらば戦友よ・・・。(TへT )ゝ
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検定試験終了後、教習所で知り合ったSさん・Mさんとの会話にて。
Sさん:「ほんと検定員の人が優しくて助かったわ〜。」
オレ:「マジで?でも受かったんやし、ちゃんと運転出来たんちゃう?」
Mさん:「そうでもないよな〜?とろとろ運転で、路上出たら警笛鳴らされるで〜って言われたしなぁ。」
Sさん:「微妙にふらついたり、巻き込み確認忘れとったしね。(笑)」
オレ:「それでよく受かったなぁ。」
Mさん:「うちら、3人全員受かったもんな。あれで受かるとは思わんかったけど。(・_・;」
Sさん:「そっち何人受かったん?」
オレ:「・・・・・・オレだけ。( ̄-  ̄ ;」
あの検定員、やはり只者ではなかったか。 |
| Update : 2007/10/14 15:00:00 | Comment : X | No Category |
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