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似非国語教師日記
#09.. 理想の実現
 | Update : 2005/07/02 13:49:00 |
教師も生徒も
「あれ?もう授業終わりかよう。」
と感じるくらいが理想的な授業であるという。

別に進度も遅れていいから時間を感じさせない授業が理想であるという。


中3に英語(じゃなくて雑談)を教えていた。

ふっと、時計を見ると3時間目授業終了の9時15分である。


「はぇぇ。80分授業もあっと言う間やな。わしは早くも理想的な授業をするようになってしまったか!」
と内心思いつつ、授業を終わらせた。


生徒も「授業は、もう終わりかよ!すごい授業や!!」というこの似非教師を尊敬の眼差しで見てくるように思える。

どの顔も輝いている。

青春である。



この瞬間、ワシは医者になれんかったら、ここに就職し、カワイイカワイイ生徒達の面倒を見ようと固く固く決意した。



ところが控え室に戻ると誰も他の先生がいない。

時間割を見ると9時35分までが3時間目であるという。




これに勝るほど時間を感じさせない「80分」授業は無いと自負している。
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