#08.. 目には目を |
| Update : 2005/07/02 13:49:00 |
賢い男の子(中三)を1人教えている。
勿論国語。
似非国語教師として当然である。
彼は奈良賢のトップの公立高校を狙っているらしいのだがワシには困った問題がある。
実は彼の方がワシより賢いのではないかという既に証明されつつあり、憶測から事実になりつつある問題である。
その日、ワシはめんどくさいし難しいから予習もせずに適当に問題(現代文)を渡してそれを彼の横で解いて、適当に解説を覚えてしまおうという完璧な作戦を立て実行した。
有りもしない名誉と必要以上に持っているプライドを守るために必死に時間がたつのも忘れて解いた。
考えまくってる最中、ふと生徒の声が我に返った。
「先生、終わったから答え合わせして」
「あっ、えっと、あぁ、終わったん?なかなか早かったやん」( ̄▽ ̄;
さすがに賢い子には無理があったか・・・。
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